1-1-1. 設計思想

元々は、自社の運営サイト(https://k.works)のページ要素に、キャッチフレーズを載せたいというところから発案をいたしました。

特に受託案件などから出てきたものではないため、政治的な言い回しを拝借するとバックがない、と言うことになるでしょうか。

本プラグインはスクラッチ開発となり、WordPressの母体が有ってこその産物です。

軽いノリで触りだけを作成してみたところ、ChatGPTの応答メッセージに感動してしまい、そのまま力尽きることなく開発を地道に進めてきた状態です。

ただし、これはフリーのプラグインである限りは当社の収益には直結しないため限られた時間の中での対応となることを想定しています。

今後も可能な限りAIネタを盛り込んでいきたいと考えています。

出来る限り複雑な機能とならないように、かつ便利で生産性のあるプラグインで有りたい。そんな思想を持っています。

ChatGPT以外のAPI利用も出来るようにするなど、現段階では見えない部分も踏まえてこの様なことを目標にしています。


ページ上に素敵なキャッチフレーズを色々と掲載することが出来たら良いですよね。

まず、ページの見栄えも良くなりますし、それを自動化して表示したい、って思ったりしませんか?

これらを実現するには、自作した何かを仕込むか、プラグインを使うか、簡単に手が届きそうですよね。

しかし、対応を先延ばしにしてしまい、結局は何もしないという状況になりやすいものです。

このような方でも、出来るだけわかりやすく簡単に使ってもらいたい。

そのような思想から本プラグイン開発はスタートしています。


ChatGPT

本プラグイン k.works AI の利用は無料ですが、ChatGPTのAPIの利用は、完全無償ではありません。

初回は、$18 のクレジットが期限付きで付与されますが、以降は課金が始まります。

Mode=Real で常にそれらAPI通信を発生させますと、Webアクセスに伴ったTokenにより課金がチリツモで増大してしまう可能性があります。

この辺りは、API利用料金ということになりますので、本プラグインご利用の際には十分にご配慮ください。

2つの切替機能

本プラグインには2つの切替機能があります。

  • Real:ページ表示時に、ChatGPTと都度通信して応答メッセージを表示
  • Already:事前に保存している応答メッセージを表示(編集保存可能)

主たる機能として、このMode切替機能により2つの何れかで動作をいたしますが、実は後者の方には未実装の設計ネタが眠っています。

現在の Alreadyでは一つのメッセージしか表示出来ません。

これは、内部処理の問題や開発に少々手間取るために、先延ばしにしているものです。

Alreadyでは、複数の保存領域を確保し、それを順繰り表示させるという機能を検討しています。

また、Real、Alreadyとの中間的な機能も設計思想の中には有ります。

なるべくUsage(課金)がチリツモにならない様に、かつバリエーション豊富な応答メッセージを表示させたい。

本プラグインは、この様な設計思想があります。


昨今の開発ネタでは、大規模開発ではないWeb関連では特にシステム設計書なるものが無いこともしばしば。

開発を進めるに辺り、思い付いたネタを都度組み込んでいく楽しさ、その様な状況を味わえるのも、この様な自前ネタ、ITエンジニア職の特典かもしれませんね。

寄付は常時お受けしております。